蒲田の住宅街に佇む、静かな一軒家から
にぎやかな蒲田の駅前を離れ、蓮沼の住宅街の小さな路地を抜けた先に、
ひっそりと建つ一軒家があります。
そこにあるのが、美容室「niCHi」と、食堂「日の間(にちのま)」。
一見すると別々の店のようですが、どちらも共通の想いから生まれました。
「日々を、心地よく」──。
忙しい毎日の中で、少しでも“自分を整える時間”を過ごしてほしい。
その想いを形にしたのが、この場所です。
美容室「niCHi」──ひとりの時間を大切にする、プライベートサロン
「niCHi」は、マンツーマンで最初から最後まで担当するプライベートサロン。
流れ作業のような施術ではなく、
ひとりひとりの髪と心に向き合う“静かな時間”を大切にしています。
カウンセリングでは、髪質や悩みだけでなく、
日々の過ごし方や、どんな時間を心地よいと感じているかを丁寧に聞くことから始まります。
使用する薬剤は、カラー材をはじめ、オーダーメイドヘアケアAujua(オージュア)など、
髪と頭皮をやさしく整える高品質ブランドを厳選。
「ケア」と「癒し」が自然に重なるような施術を心がけています。
長年美容師として多くのお客様に向き合う中で、
「髪を整える時間が、その人の一日を整える時間にもなってほしい」
という想いを形にしています。
食堂「日の間」──食で整う、もうひとつの居場所
一軒家のもう一方にあるのが、食堂「日の間」。
和の職人が仕込む定食や、長期熟成蜜芋を使った自家製スイーツ、
クラフトコーラや日本酒など、素材を活かした手作りのメニューとこだわりのドリンクを提供しています。
「食事は、心のコンディションを整える時間でもある」
その考えのもと、メニューは“体にやさしく、心がほぐれる味”をテーマに構成。
カウンター越しの温かな空気感や、
季節ごとに変わる定食、ゆるやかに流れる音楽。
そのすべてが「心地よい日常」をつくるためのひとつの要素です。
“美容室×食堂”という、新しい暮らしの提案
「niCHi & 日の間」は、美と食を通して、
“日常に溶け込む心地よさ”を提案する新しいかたちの複合空間です。
髪を整えたあとに、食堂でゆっくりと一息つく。
食事の帰りに、次のヘアメンテナンスを予約していく。
そんな自然な流れが生まれることで、
この場所が「暮らしのリズム」に寄り添う存在になっていけたら──。
そう考えています。
おわりに──“日々を心地よく”過ごすために
忙しい毎日の中で、心や体のバランスを整える時間はつい後回しになりがちです。
けれど、ほんの少しでも“自分にやさしい時間”を持つことで、
その日の気持ちは確かに変わります。
髪を整えること。
美味しいごはんをゆっくり味わうこと。
どちらも、心を整えるための小さな儀式のようなもの。
「niCHi & 日の間」は、そのふたつを静かに結ぶ場所でありたいと考えています。
